19/10/23

今日は天気がいいし、準備を適当に終わらせたから歩いて駅まで向かう すこし歩いた先で車に軽くクラクションを鳴らされてハッとする ぼけっとしていた自分にびっくりした 頭を下げて早足で歩き出すと運転手に「大丈夫?」などと心配されたが、それに対して「ごめんなさい」ととんちんかんな返しをした。自分の適応力の低さに強く絶望した
金木犀がある道を歩いたが香りは全く、そして花が落ちていた 秋はもう終わる

もう十一月に近づいている こうやって何も考えずに生きていくとすぐに全てが変わっていく わたしの人生は一日、一時間、一分一秒、すべて無駄なのだ この無駄な寿命を最愛の人に捧げたいと毎日思っている

水を買った 水を飲む 今日も生きていくことがなにより嫌でたまらない 仕事先のバイトの大学生がわたしに優しくてかわいい わたしはこどもがどうしても苦手 黄色い点字ブロックを見つめている 今日の風はほんのり暖かい 社員証を首からぶら下げて駅まで来た 数年前からの自殺願望はまだゼロにはならない もがき続けて生きる真似をしている 今日も生きていて恥ずかしいよ