24/02/18

先日また自殺未遂をした なんか、理由なんかいつもない ふと自分の中の何かが切れた音がして、走り出さなきゃって思った 「はじめまして。__と申します。史織ちゃん、朝から顔が真っ青でした。呼吸も瞳孔もなんだかおかしくて、ずっと左腕を握っていて、少…

24/02/01

ひとに助けてと言えないので 昨晩は気がついたら後輩の女の子が泣きながらわたしの家の玄関をこじ開けようとして、ぼんやり自分を見たら血まみれで、胃液まみれだった 後輩は泣きながらチェーンをぶちぎって、しおりさん、しおりさん、って泣きながら取り乱…

24/01/26

わたし、最近すきなひとがいる わたし、怒られたり詰められたりしてなくても、相手の意識が完全にわたしに向いているときにうまく喋れない。泣かないけど、黙るか、吃るかして、頭パチパチして、さくらももこのアニメーションみたいなのがずうっと流れてる。…

24/01/13

全部、全部、夢だった わたしは最初から生きていなかった 抗うつ剤をたんまりと、 ねことギターと衣類を積んだ男の車には、 生きているのかも、死んでいるのかも、 わからない、 醜い、汚い、二十三のわたしがいる くろいモヤに包まれているその塊は 最初か…

23/04/11

14さいの秋 とんでもなく高いあの崖の上で わたし この世界のすべてを知ってしまって 22さいの春 高いところで 足がすくむようになったはずが 泣きながら ベランダに出ると 身体が空気みたいに軽い 少しの風 吹いただけ 飛んでしまいたくなる おもくて くろ…

23/02/11

決別のときは来ない きみと歩いた道はいつまでも 長い髪だけがわたしに優しい夜を独占した 醜いかたち 忘れられない23時 転がる石ころがきっとわたしのようであったはずだった

22/12/21

君と出会ってからもう一年が経った 仕事終わりに電車に乗って会いに行く 君がわたしのために作ったご飯を食べる 二人でタバコ吸って二人と二匹で寝た 朝は君を見送って、30分経ったらわたしも出勤した 君が風邪をひいて寝込んだ 朝イチでドラッグストアに走…

22/10/23

嫌よ嫌よも好きのうち愛している これから何度もこの季節に苦しめられては きみのことだけが気がかりだ代わりなんてない。代わりなんてないよ いないよ雨が冷たいんだ ぼくは傘なんてささずに 駅を出て右に曲がるんだ何度も同じ夢を見る雨が冷たいんだ ぼく…

20221021

十三度 きみと過ごしていたあの頃のニットいちまいでタバコを吸いに外に出るんだ ご飯を食べた後に「しおりちゃん、」と差し出される三錠の薬を倍以上飲んでしまった こんなに寒くなるときみとはじめて会ったコンビニ前を思い出すんだ ぼくはきみの天使であ…

220926

雨の上がったぬかるみの芝夜中の星空 全てを右手に包み込むような、鼓動 ひとつに 抱きしめ 雑音から逃げるようにと わたしはただひとり、煙を、優しく吐き出す闇の中の冬 きみの匂いを思い出し、よせる わすれられた花束やまない雨を、どこかに丸ごと愛する…

220923

ぬるい汗に怯えてブラウザバック 手がまだふるえている これをきみへの最後のラブレターにするから、見ていてぼくたちにはまだ早い青い、冬 たしかにぼくたちは愛し合っていた 誰にも触れられるものかと、もがいていたわたしの顎にぐいぐいとささるピアスの…

220825

わたしも平気で嘘を吐くし、きみも平気で嘘を吐くけど、それでいい 楽に、楽に、ひとつだけに愛し合っていたい 勘違いしながら騙されながら生きていきたい そのままわたしも勘違いさせて騙しているんだろうと思う かぜが 風が冷たい おねがいおいていかない…

220701

生ぬるいものが通り過ぎていった 振り返ると黒い影だけがわたしを見ていた 髪、伸びたねって頭を撫でられてキスを落とされる時間だけがあたまのなかでずっとループ ねえ、早く死ねたらどれだけ楽かな 鍵と椅子がずっとないから わたし ずっと立ってるだけ ひ…

220530

わたしの世界がぐらっと揺れたとき、 真っ先に吹く風が君のようだと思う わたしの脈拍が100をこえるとき、 真っ先に効く薬が君だけだと思う

220528

口の中をぎゅっと噛んで、血が滲むの、 もうすぐ日が暮れる 「赤色と橙色どっちが好きなんだっけ?」 見たくても見れない 覗きたくても覗けない 全部がなくなっちゃう ねえ、いま何考えてるの 奥の歯だけが痛むの そんなこと知りたくなかったの あの季節のあ…

220504

頭痛い 何も見ないようにしないと壊れる 気にしない 僕たちが壊れないために 知らないようにしてね、知らないようにしてね。何度抱きしめても染みがとれないし 寝起きの腹痛とか シーツにこびりついてる血だとかを 後から悔やむ味に覚える最近片耳がうまく聞…

220426

春の風なんて20%を注ぐ 君がしらないうちに なんの味かも忘れちゃったのに隠れている 椅子がずっと見つからなくて、見つからない ずっと立っている 立ち止まっている どこにも空きがなくて どんどん内側に食い込んできて 痛くて、痛くて、ずっと気づけな…

220218

ここにはないとわかっているものを10秒見つめてカーソルを合わせるけど重ならない三年ほど働いた職場を退職 一ヶ月休みをもらっていたけど戻れませんでした~何言われたら傷つく?と問われて 傷ついたりしないよ、悲しむか怒るだけと答えたけれど 傷ついて…

22/02/11

誰か一人のひとりにはなれない 小さな嘘の積み重ねで自分の首ばかり絞めているダメだと思うことばかり口にして ダメだと思うことにばかりキスをするからただそれだけの過ちの繰り返し、貯金残高2万円何かを失うたびに何かを手に入れないとおかしくなりそう …

21/10/28

苦しくて悲しくて狭くて暗い 木枯らしが誰かの憂鬱を間違えて飲み込んでしまったようだ 郵便受けから溢れるものをみて思うこと ぎゅっとしてじめじめしている。わたしの足を離してくれない 終わった日記のあのページに 全然苦しくない そういう顔が得意なだけ

21/09/15

また、また逃げるのか 首に真っ赤にずっしり、重くて痛いあざ 朝日に笑われながらどうも前を向けないでいる 18分遅れの電車と うずくまるぼくの 冷たい風と すこしの一歩で

21/08/28

得体の知れない「何か」に一日中苦しめられていてつらい。 まずいと駆け込んだトイレで声をあげて泣いてしまう。が、薬はロッカーにあるためとりあえず泣き止まないといけず、余計パニックになる。人が入ってきたので息を殺すが苦しく、過呼吸になる。気持ち…

21/08/08

どうしたってカレンダーまだ七月 最悪だった七月を畳むことが許されない気がして怖くてカレンダーをめくることができません カレンダーを睨んでいると壁と目があうのでそれもまた怖いのです どこかにつれていってください 壁のない広いところに 狭くて広くて…

21/07/26

本当に毎日何も悲しくも悔しくもないのに涙が出る 涙が出ると悲しくなるし、悲しいと思いながら泣いていると本当に死にたくなる家がぐちゃぐちゃ ご飯炊けなかった 麦茶作れなかった 水筒もお弁当箱もちゃんと洗ったのになんの意味もなくなってしまった最近…

21/06/30

眠れない。どうしても眠れない。どうしても。21:30に退勤、夕ごはんは卵のおかゆ食べ終わったらパソコンのあれこれをいじる。喋る。三日も禁酒したのでグリーンラベルを一缶飲む。美味しすぎてうまっっっっ……と声が漏れた。幸せだった。これからも休肝日を作…

21/6/25

病院の予約も毎日忘れてしまうような本当に情けなくて救いようのない人間です わたしは 何にもなれず、何者にもなれなくて、勝手に負けにさせられるばっかりで、見下すにはちょうどいい人間です 誰かがついたわたしの嘘が、誰かの中のわたしの本当になってい…

21/06/22

900円にも満たない時給と家賃と生活 こんなの完全に負け確の主人公 いつもと同じ時間に出勤して退勤して同じスーパーの同じレジ台で同じビールを同じ支払い方法で買って帰り道は一人で泣いてる いつもこう いつもこれ 気がついたからずっとこうだった たらた…

21/04/27

退勤 牛丼食べて帰ってきたけどお腹の中がどうも気持ち悪くてうずくまった瞬間全部口から出た お腹が空いたので今日買ってきた冷凍餃子を六つ、フライパンで焼いた。淡麗糖質70%オフを一気に流し込んでうわーっと大きな声を一回出して泣いた。限界だ 小さ…

21/04/24

人生がいよいよ最悪になってきたところで終わりが見えてきてどうやって今まで生きてきたのかとか本当にわからなくなってきた、本当に何なんだ?これから死ぬまでを頭の中で何度も辿っていたら目の前に線路があることに気がついてど真ん中に二分くらい突っ立…

21/04/21

傷つけられてばかりだと思う。傷つけられてばかりだと思いながら生きてきた。でもそれは自分が言葉や気温の変化に敏感なだけで傷つけられているのではなく勝手に傷付いているんだろうと思う。嫌なことを言ってくるやつは全員スッキリしたような顔して扉をし…