21/04/27

退勤
牛丼食べて帰ってきたけどお腹の中がどうも気持ち悪くてうずくまった瞬間全部口から出た
お腹が空いたので今日買ってきた冷凍餃子を六つ、フライパンで焼いた。淡麗糖質70%オフを一気に流し込んでうわーっと大きな声を一回出して泣いた。限界だ
小さい頃から一人で泣いていた。誰も家にいなかった。夜の九時を過ぎないと誰もいなかった。ずっと一人で泣いていた。大人になっていろんな選択肢がある中まだ一人で泣いている。毎日毎秒悲しくてしょうがない。毎日毎秒誰かに抱きしめられて眠りたいと願う。全て投げ出すくらいの覚悟で愛されたい。何もない。学歴も免許もない。親も友達も恋人もない。生きがいといえば今すぐ死にそうな三十代のおじさんだけ。ついてない。人生いつもついてない。この間も退勤後にへろへろで乗ろうとした電車は二時間半動かなかった。老人の自殺にわたしの二時間半を奪われた。ふざけんな、わたしだって死にたいのに。でも二十ちょっと生きたやつの死にたいよりも老人の死にたいってどれくらいデカいものなのだろう、と考えたら悲しくなって土手で泣いた。