21/02/12

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今日もおおきい本屋に寄って電車に乗る
平日の朝という朝にエスカレーター前で10人くらいの若い人たちが固まり、大きな声で笑っている、のを、鬱陶しいなあという顔で人たちが見ている、のを、見ている、わたしを、誰も見ていない、わたしのことなんて誰も見てない
以前付き合っていたひとに、お前はからっぽで何もないから俺がうめてやることでお前の存在価値があーだこーだ…みたいなことを言われていたけど、本当に、そのときも、いまも、これからも、ずっとずっとからっぽなんだと思う。いろいろなひとに入り込まれて、勝手にうめられて、わたしだけうまらない。ずっとこうだと思う。死ぬまで。こんなに晴れていても。

何も失うものがないどころか何を持ってきたわけでもない、本当に、いつもそうだ
たまらなくなって駅のトイレにうずくまって、吐く。下を向く。髪の毛からさっきまで一緒にいたひとのにおいがして、泣く。
本当に自分が愚かで気持ち悪い