何やっても何にもなれなくて何頑張っても頑張ったつもりにしかならない自分の人生のこと考えてたら涙が止まらなくて化粧して髪真っ直ぐにしてシャツのシワも伸ばしたのに全部やり直しになった
着ようと思っていたアウターに猫が粗相をしていた
わたしが異性のにおいをつけて帰るといつもこう
アップルウォッチを探してもなかった
ジッポにオイルを入れるのを忘れた
ライターもスカスカの火しか出してくれない
自分には何もないという事実にハッとする
春の匂いと暖かさはいつだってわたしを孤独にさせる。生まれてから、今のこの一瞬までずっと